top of page



1/2
てとば美術館
五島の記憶を、アートで記録する。
五島・富江に、アートの拠点ができました。
暮らしの延長にひらかれた、小さな美術館。
てとば美術館は、土地に根ざす記憶や文化を、アートというかたちで記録し、未来に手渡していく場所です。


海風にさらされながら静かに息づいてきた建物を再生し、写真館や書道教室だった記憶とともに、新たな時間が流れはじめます。
目に見えないものに光をあてること。
暮らしの中で忘れられていく風景や文化を、アートの力でそっとすくいあげ、未来へ渡す。
この地に根ざし、風景とともに歳を重ねていく「生きた美術館」を目指します。

【展示のお知らせ】
てとば美術館では、6月1日より
衣服デザイナー・山口健治による展示
「ヴォンデュ シュデスト|南東の風(はえんかぜ)」 を開催いたします。
幼少期を五島で過ごし、現在は東京とパリを拠点に活動する山口氏。
その新しいブランド〈soixante-seize〉のファーストコレクションは、
捨てられるはずだった衣服を解体し、再構築した一点もの。
土地の記憶、風の音、祖父の言葉。
「はえんかぜ」という名の風をまとうような、服たち。
これは、“着る”ためだけの展示ではなく、
五島で育まれた記憶を、身体の器として表したアートです。
会場では、お香の香りと光が静かに空間を包み、
1着ごとに込められた背景や工程も丁寧にご覧いただけます。
服を通して「記憶」を記録する。
新しい試みとなる本展を、ぜひ体感しにいらしてください。
_______
展示名|ヴォンデュ シュデスト(南東の風 はえんかぜ)
作家|山口健治(soixante-seize)
会期|2025年6月1日(土)〜6月10日(月)
会場|てとば美術館(五島市富江町)
開館時間|10:00〜17:00
※作品は受注・販売対応あり。

展覧会名:島の記憶 Memoir of the Islands
会期:2025 年4 月29 日(月)~ 5 月31 日(土)
会場:てとば美術館
(長崎県五島市富江町富江335-1)
開館時間:10:00 ~ 17:00(最終入館 16:30)
休館日:5 月6 日まで無休 それ以降は不定休
入館料:一般 1,000 円 / 島民・高校生以下 500 円 / 小学生未満 無料
主催:合同会社te to ba
Instagram:@tetoba_museum
※会期中にはトークイベントやワークショップの開催も予定。
詳細は公式Instagram にて順次お知らせします。
出展作家プロフィール
中村 菜都子(Natsuko Nakamura)
現代美術家。東京在住。
長崎の潜伏キリシタンの文化や歴史に惹かれ、祖母の郷里である長崎への旅を重ねながら、記憶と
信仰をテーマに制作を行っている。
素材や技法にとらわれず、祈りの痕跡や時間の蓄積を織り込むような表現で、静謐な世界を描く。
bottom of page