やることが全然終わっていませんが、
午後から富江地区狩立のオネオンデの追っかけに。
祖父母は富江地区の山下のため、
山下のオネオンデはなんども見たことがありましたが、
今年は、狩立のオネオンデのストーカーになってきました。
狩立地区の衣装はとっても華やか。
そして何より、念仏踊りでは唯一、小学生が踊ります。
これは、カサをかぶる前。
衣装があまりにも可愛いので女の子がやっていると勘違いする人も多いようですが、男の子だけが踊ることができます。
昔は狩立地区の、しかも長男のみが踊ることが許されていたとのこと。
今は死者の魂を弔う念仏踊りとされていますが、
昔は豊年踊りとして、豊作をお祈りするためだったようです。
いつも練習している公民館のとなりの神社の名前が読めないらしいです。
かわいらしい。
お墓で踊る前、午後14時過ぎごろから、お寺などを回り始めます。
歩いていくのでとっても暑く、カサを脱いで移動する子も。
いざ、お寺につくと、6人で円になり2人の大人の歌と鐘にあわせて踊ります。
小さい体で素早く回ったり、太鼓を叩いたり。
見ている以上に大変かと。
親御さんたちも一緒に回ってフォローをします。
富江は五島藩の分家である富江藩のお殿様のお墓があり、
そのお墓の前でも踊ります。
2時過ぎから、3時半ぐらいまで、各地をまわり、踊り続けます。
そして終わり次第、夕方からのおお墓周りに備えます。
子ども達は「遊びに行く!」っと言ってましたが。。。
そして、またお墓で会うと、
微妙に衣装チェンジ。
カサではなく帽子に!ハイカラさん(笑)
オネオンデは、福江地区のチャンココ同様に初盆の家の墓の前で踊ります。
しかし今日初めて知ったのが、
初盆だけでなく、初盆から3年続けてお願いするのが通例だそう。
ちなみにこちらが「山下」地区のオネオンデ。
彼らは中学生です。
しぶいカラーの衣装をまとい、刀は1本。狩立のオネオンデは2本を後ろでクロスさせています。
こちらは墓の前で踊る時も正式なカサをかぶって踊っています。
歌や鐘も少しゆっくりめでより荘厳な感じがするのが、この山下地区のオネオンデ。
初盆の家は提灯を3段掲げてます。
踊ったあとは、黄色い旗のような目印をつけています。
狩立ての子ども達は1グループしかありませんが、山下地区は複数グループにわかれて、お墓を回っていきます。歌い手や鐘、サポートもたくさんいるのでまだ、山下地区のオネオンデは後継者不足に悩まされていない気がしました。
山下地区のオネオンデについてはまた今度ご紹介できればと思いますが、
明日の天気予報は雨。
雨だと提灯を明かすことができないので・・・どうなることやら・・・。
晴れますように。