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  • 執筆者の写真te to ba <手と場>

富江風土記 〈旅と富江〉⑥



大自然とノスタルジアの交差する西の果ての町



エメラルドグリーンの海に「五島富士」 と呼ばれる鬼岳を望む風光明媚な世界が富江には広がる。陸地には牧歌的な農村風景と時間が止まってしまったような商店街の昭和レトロな看板、リヤカーで昔ながらに野菜を売るおばさん。そしてどこか懐かしい町並み。



富江にはこれといった目玉となる観光地はないが、人々の暮らしの吐息を感じながらあてもなく彷徨い歩くのにはコンパクトで楽しい。 昔からサンゴ漁やカツオ漁で全国から 人々が行き来してきたせいか、住民は旅人に優しい。





富江小学校にあるアコウの巨木。幹周りは 650cmもある。富江の象徴的な樹木。





富江の港近くに残る江戸時代の雁木 ( がんぎ )。雁木は石を積み上げた船着場。





富江町黒瀬の琴平神社例祭。町の男たちに担がれた神輿は海へと下る。





平日の午前中、富江町内の商店街の片隅には、野菜を売 る女性たちの姿がある。

忘れられたどこか懐かしい日本の姿が富江には多く残っている。





琴石地区は人口わずか20人程度。子どもの姿はないが毎年端午の節句の時 期には鯉のぼりを掲げる。鯉のぼりの下を歩くおばあちゃんに挨拶すると「持ってきなさい」と採れたての新玉ねぎを差し出された。





富江町琴石地区の海岸。 雄々しい岸壁と山の緑、そして青い海のコントラストが美しい。





富江町狩立 地区の「オネオンデ」と呼ば れる念仏踊り。初盆を迎える家族の墓の前で踊り を披露する。五島内には数々の念仏踊りが残っているが、子どもが踊るのが習 慣になっている「オネオンデ」は珍しい。




A town to the far west where nature and nostalgia intersect



Tomie Town offers views of an expansive emerald green sea spreading across the horizon, as well as the majestic Oni-dake, a small iconic mountain that is the equivalent of Mt. Fuji in Goto. Looking ashore, you'll see an idyllic rural landscape and shop signs that'll make you feel that time has stood still since the Showa era. Notice an old lady selling vegetables from the back of a car and stroll through a nostalgic townscape. Tomie does not any prominent tourist destinations, but the town is compact and you can discover simple pleasures by wandering the streets and catching a glimpse of the lives of local residents. Thanks to decades of diverse groups passing through Tomie on business for coral fishing and skipjack fishing, local residents are welcoming to travelers.




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